東日本大震災ビックデータワークショップメモ:後半

こちらも殴り書きですが…

 

後半は,特に今回のワークショップを行うに当たって,データを提供してくださった企業の方々のお話と,今回のワークショップが将来的に何の役に立つか(簡単に言えば)という話.

 

いろいろとお話を聞いていく中で,個人的には,やはり多メディア間での不足情報の補完が最も重要なんじゃないのかと思いました.もちろんいろいろな都合で簡単なことではありませんが…

 

 

☆データを提供するのはものすごく大変
-規約の問題,会社辞める覚悟

☆データ分析はした.次はどうするんだ!このワークショップの意義とは
・被災地に行っってないならぜひ行ってください。支援しなかった人は次ぜひやりましょう。情報が被災者にどのくらい役立ったのか?それを次に生かす、ここがポイント、共通の課題。

 

☆報道関係のお話
・「津波」を情報としてうまく伝えられなかった。他の情報のなかで埋もれていく。10mと伝えたが原稿書いてから数十分?遅れた。福島第一原発の近くで取材してた記者、クルーがみんな逃げようとしたが、どこに逃げたらよいかわからなかった.
・莫大な情報をどのように伝えればいいのか,同じような内容ばっかり伝えていないか.情報の役割分担
・どこを取材すればいいのかわからない.最初伝えられなかったところはもう伝わらない

 

☆ウェザーニュースのレポートデータによって,震災の状況がダイレクトに伝わる

 

☆マイクロブログの現状

Twitterでのジオタグはほとんどついていない(0.1%)
・ハッシュタグは特にその地域の人たちはめったにつけない

 

☆今回のワークショップで目指すべきところ
・今回のワークショップで,自治体単位での発表がなかった.こちら側から提供していくべきでは.
・医者と看護師が72時間早く伺っていれば500人救えた.ではITでは何人救えたのか.ITで人を救う

 

☆このワークショップに呼ぶべき人たちとは…
・交通関係,自治体関係,NPO法
・運送会社

・通信,大手インターネット会社

 

 

今回のワークショップでの個人的な意義は,普段は聞けない企業の方のお話が聞けること.研究とはまた違った側面での成果の提供が必要であることだと思う.なので,学会発表とはまた違った切り口が必要になりそう.時間的には少し厳しいけど…