東日本大震災ビックデータワークショップに参加してきた

昨日10/28日に東日本大震災ビックデータワークショップに参加してきました.

 

 

震災時に役立ったメディアの一つとしてあげられているTwitterですが,その中でいったい何が起こっていたのか,ユーザはどのようにTwitterを使ったのか,それを明らかにすることが目的です.今回はその中でも,Hashtagを対象にして,ハッシュタグがツイートされたタイミング,Hashtagをツイートしたユーザ集合,ツイート内に同時発生したHashtag(共起)の3つの観点からハッシュタグの使われ方の変化を分析しました.

 

正直今回の分析のアプローチでは,震災前後でそこまで顕著な変化が出なかったので,見た目としてはちょっと微妙でした…

 

他のチームの発表を見ながら,僕のTwitter内では議論も盛り上がり,非常に内容の濃いものになりました.この中の議論であったような内容についての分析がさらにできればと思っています.

 

このような場を設けて頂いた,Google様をはじめ,データを提供していただきました各社様,報告会へコメンテータとして参加いただきました皆様へ感謝申し上げます.

そして,短い期間の中で非常にレベルの高い研究成果を発表してくださった発表者の皆様,データの関係上これ以上の分析が難しいチームもあるかと思いますが,これからもできる限り研究を続けていっていただき,その成果を報告していただきたいと思います.

 

研究領域の枠を超えて一つの題材について議論するということはなかなかないことだと思いますので,このような機会がまたあればぜひ参加したいと思います.