ちょっと気になったこと

夜中なので要点だけさらっと。

最近共著の関係もあって先生のボス(つまり僕にとってはボスのボスに当たる方)からCCでメールが回ってくるのだが、その内容がなかなか興味深い。
英語論文を相当量読んでいる学生さんや、研究者の方であれば当然の個のなのかもしれないのだけれど、ここのところ中国の研究者の方々の主要学会論文のaccept数がものすごく増えているようだ。
海外で行われるMLやネットワーク関連の主要学会に1度に4件通したりする若手研究者の方もいるらしい…非常にすごいことだと思う。

先生曰く、中国の若手研究者の台頭によって、日本の研究者が太刀打ちできなくなるのではないかということだ。
それが事実かどうかということはいいとして、なぜそのような状況になってしまうのだろう。単純な学力差なのだろうか…よくわかってはいなけれども、僕はそうではなくて、やっぱり今の日本には個々人が十分な研究をできる環境が少ないのかなぁと思う。今の研究者の方々の状況を分かっているわけではないが、一度確定した科研費が減らされたり、博士卒の若手の研究者の方々の就職先がなかったり、いろいろな原因が重なっているのだと思う。一方中国の経済は上向きで、国からのバックアップも相当あるのだろう。単純に人口も多いのだからそれだけ有能な人材が多い可能性も高いわけだけど…

もっと若手研究者の方々が自由に研究できる場があればまた盛り返すこともできるのだろうか…

まぁ僕がこんなことを考える必要はないのかもしれないけれど、ちょっと気になったので書いてみました。

さて、僕も追い付けるように(すでに負けている仮定ですが…)日々努力していかないと…